cero 12インチ・シングル「街の報せ」インタビュー & 聴いてみたいアナログ作品2選企画
ceroメンバーによる、聴いてみたいアナログ作品2選企画
これまでも、多くの作品をアナログ・リリースしてきたceroのメンバー3人に、「まだ聴いたことがないけれど、ぜひ聴いてみたい!」と思ったレコードを2作品セレクトしてもらい、それぞれの作品をセレクトした理由、どういった観点でセレクトしたか、等を訊いた。
髙城晶平によるセレクト
Rare Silk / New Weave (1983)
80年代アメリカのコーラス・グループなんだけど、ニューエイジ・バレアリック・コーラスみたいな感じがあって。彼らのセカンド『American Eyes』(1985)に入ってる「Storm」って曲が好きで、前にレコード屋さんの知り合いがアメリカに行ったときに買ってきてもらったことがあるんです。これは、そのグループのまだ聴いたことがなかったファースト・アルバムです。
Jan Hammer / Make Love (1976)
ヤン・ハマーはマハヴィシュヌ・オーケストラにいたり。ジェフ・ベックと一緒にやっていた人で、シンセで有名ですよね。何年か前にこの人の「Don’t You Know」というメロウな曲を聴いて、すごくいいなと思ったので、彼の初期のアルバムを選んでトライしてみようと思いました。
荒内佑によるセレクト
Carmel / Carmel (1982)
女性シンガーがいて、ドラムとベースしかメンバーがいない。ジャケはポスト・パンクっぽいのに、やってるのはジャズだというのも気になって。彼らのファースト・アルバムのタイトルが『Drum Is Everything』(1983)だそうなんですけど、そのタイトルも最高だと思います。
Ahmad Jamal / Cry Young (1967)
ジャズ・ピアノと12人編成のクワイアが一緒にやっているという時点で、もう素敵だし、これはぜったい僕は好きだろうなと。ジャケットの色合いもキャノンボール・アダレイとかのアルバムに似てて。
橋本翼によるセレクト
Frank Chacksfield / Globe Trotting (1965)
これはジャケ買いです。こういう世界地図や外国の感じがあるジャケが好きだから、こういうのを部屋に飾ってるんです。見ることで癒されます。音的には砂原(良徳)さんの『TAKE OFF AND LANDING』(1998)とかが旅感があってすごく好きです。
Walter Scharf / My Favorite Places (1958)
これも世界旅行系でジャケが良かった。こういうレコードが気になる理由のひとつに、10年くらい前に見た『1億人の大質問!? 笑ってコラえて!』の2時間スペシャルで、外国に行くときに48時間かかる道のりをダイジェストで放映したときにバックで鳴ってる音楽が気になってるというのがあるんです。それをスマホに入れて、ずっと探してます。明石家さんまさんがゲストで出た回です。もし知ってる人いたら教えてください!(笑)
■作品情報
cero「街の報せ」(12 inch Singleアナログ盤)
【アナログ盤全4曲収録】
発売日:2017年5月17日
レーベル: KAKUBARHYTHM
品番:KAKU-081
価格:¥1,800+税
トラックリスト:
SIDE A(45RPM)
1.街の報せ(Original)
2.ロープウェー
SIDE B(45RPM)
3.よきせぬ
4.街の報せ Rework 黒田卓也
■イベント情報
2017.08.11 FRI 東京 新木場 STUDIO COAST
cero Presents“Traffic”
【OPEN/START】
13:00 / 14:00
【TICKET】
前売 ¥5,200(指定席/D代別/税込)
5/20(土)〜チケット一般発売開始
・ぴあ(P:331-442)
・ローソン (L:70379)
・e+(pre:5/8-14)
・楽天チケット
【LIVE】
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【INFO】
HOT STUFF PROMOTION: 03-5720-9999
SMASH: 03-3444-6751
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