Last Update 2018.12.13

Interview

21世紀にLP、CD、カセットを同時リリースしたayU tokiO=猪爪東風(いのつめ・あゆ)、32才の秘かな欲望

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2012年に衝撃的なカセット・テープ『New Teleportation』をリリースし、一気に注目を集めた猪爪東風(いのつめ・あゆ)によるユニットayU tokiO。
それまでもカセット、CD、アナログLP、7インチと様々な形態で音源を発表してきた彼が、1stアルバム『新たなる解』以降2年ぶりとなる2ndアルバム『遊撃手』をリリース。そのプログレッシブなサウンドと、人懐っこいポップなメロディを同居させた独自の音世界はもはや前人未到の領域に入ったと言えよう。また本作はそれまでリリースした3フォーマットの形態を一気に同時発売し、アナログ盤とカセットにおいては、その超特殊ジャケットぶりが、既に巷で大きな話題を呼んでいる。この異様なまでに実験的なパッケージに拘る彼の真意は何なのか?猪爪東風に話を聞いてみた。

取材・構成:川廣一郎太&トミサワマイ(TOMAI MUSIC)
写真:大石弘子

 
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――まずayU tokiOの初パッケージ音源(『New Teleportation』)をカセット・テープで出したのは何故ですか?

■ayU tokiO 「my room」

猪爪:元々、自分はパンク・バンドを最初にやっていて、デモ・テープを自分で複製してカセット・テープで作ってばらまくというのをよく見ていたんです。そのノリで自分がayU tokiOという名前でソロを出す時も自然とカセット・テープになっただけって感覚でした。
ayu-tokyoっていう名前でMyspaceのアカウントを取ったのが2009年。『New Teleportation』を出したのはもう少し先で2012年。その間の3年間はMAHOΩ(マホー)というバンドをやったり、あとはthe commitmentsというバンドもやったりしていました。

――MAHOΩをやってる中で『New Teleportation』を出したんですよね?

猪爪:そうですね。いわゆるインディ・ポップ的な音楽が流行ってた時期にやったのがコレです。パンク・バンドっぽい人がそんな感じでやってみた作品です。

――『New Teleportation』 は全部カセット・テープのMTRで録ってるんですよね?

猪爪:この頃、吉祥寺や池袋のココナッツディスクとかで、スカートの2ndアルバム(『ストーリー』) とかミツメの1stアルバム(『mitsume』)が出た時期。自分は2000年代前半に高円寺の円盤とかにもちょくちょく行くような人だったんですけど、CDRに手焼きして乱暴にマジックで描いて、それを売り物にしてるっていうのがよくあったじゃないですか。でも、自分の中では「それを売り物にしていいの?」みたいな疑問がずっとあって。デモ・テープってそういうもんじゃない気がする、と思ってたんですよ。当時インターネットもあったけど使わない人だったので、デモのことを妄想して、多分80年代のデモ・テープってもっと苦労して作られてるんじゃないかなって思ったんです。それぐらい真剣にやったものが世に全く出ないで、レコード会社に送られては打ち捨てられていた、という。音質も悪いけど手が込んでいて、手作りだけどきちんとパッケージングされた、という「意識高い手作り精神でデモ・テープを作って、敢えて手作りCDRと共に棚においてもらおう」と思ったんです。そういうすっごいささぐれだった思いが入った作品というか。 CDRを1000円とか500円で売るのは無いだろ、と思っていて。同じように真心こめてDIYで作ったものが同じように並ぶのがおかしいと思っていました。

――現在、CDRで作品を出してるバンドやミュージシャンに比べたら80年代の人達は大変だったんだろうという妄想から、その大変さを自分で追体験するためにわざわざカセットMTRで独り多重録音してカセット・テープでリリースしたという事ですか?

猪爪:そうです。だから録音は全部80年代の機材だけで作り上げました。

――ayU tokiOは、このカセットのリリース後に弦や管楽器を入れたバンド編成でライヴを行いましたよね?

猪爪:最初のカセットで作った音源は、アナログ・ シンセっぽい音質でゆるっとしたベッドルーム・ ポップみたいなインディッポップの感じ。そういう曲を作るのは今の時代簡単に出来るだろうと思っていて。で、それに一番遠いと自分で思っていたのが弦と管楽器。その二つは商業ポップスの象徴だと思っていて。それは今も思っているんですけど。クラシック音楽の音色というのは野良犬みたいな人間には出せないというか。きちんと音楽を学んできて整った環境の中じゃないとその楽器を活用する技術と知識を持ったミュージシャンというのは育たないものだし、それをふんだんに使った大衆音楽、、主にアメリカのものだと思うんですけど。(バート・)バカラックとかニック・デカロとかオーケストレーションされたA&Mっぽいものに対する憧れを抱いて、それをやってみたいという欲求と、反対に「『ポップス』を簡単に作れると思ってはいけないんじゃないか?」という問いみたいなもの、しかし何にも後ろ盾の無い状態でアイデアと勇気で『ポップス』を志す。ということで弦楽器二つ、 管楽器一つを入れたバンドを始めました。

■ayU tokiO 「my room」

――『New Teleportation』は、そのバンドで同じ曲を再録音して翌年に『New Teleportation 2』としてカセットでリリースしましたよね?


『New Teleportation』 と『New Teleportation 2』

猪爪:『New Teleportation』 はデモらしい感じで一人で多重録音する範囲しか出来てないんですが、作品として愛情を注いで決して軽くはないものを作ったつもりでいました。次は同じ曲を大勢の人と違う作り方で形にしてみて、アレンジや演奏や録音やミックス、そのあたりの制作方法によっての対比を表現したかった。「大人数で鳴らす音を後ろに据えてやってみたい」という欲望が渦巻く作品です。「録音って大変なことじゃん」というのは通念としてあるけど、『New Teleportation 2』の頃は更にアレンジや録音に興味が湧き出した頃です。録音では2004年くらいのMTRを使って録りたいという考えを持ってました。本来録音って大変だったはずなのに2004年頃からGarageBand(PCによる初心者向音楽制作ソフト)の登場によって凄く高価なMTRが売れなくなっていって、録音作業自体がすごく簡単になってしまったと思います。いろいろ考えてたらそのくらいの頃のハードディスクMTRを使ってあげなきゃいけないと思うようになっていったので、それで録りました。ヤマハのハードディスクMTR・ AW2400って機種です。それと、TASCAMの8トラックのカセットMTR・688という機種2つを使って録音しました、その後に柴田聡子さんの12インチ・シングル(『 海へ行こうかEP』)の録音をしたんですけど、それもこの2機を使ってます。

――次の『恋する団地』をCDでリリースしたのは?


CD『恋する団地』

猪爪:一旦アンチテーゼはやめにして、素直に、という感じで普通に出しました。

■ayU tokiO 「恋する団地」

――そしてこの後に『New Teleportation 1+2』と『恋する団地』 をアナログLP盤で出しましたよね?


LP『New Teleportation 1+2』

LP『恋する団地』

猪爪:これはミツメの(須田)洋次郎君が声をかけてくれて。今までの僕の作品を、彼が手伝っていたde·te·ri·o·ra·tionというレーベルからアナログで出しませんか?という話しをしてくれたんです。実はこの頃はレコードには興味なかったんです。アナログレコードの良さみたいなのにはピンと来ていなくて。ここのレーベルのオーナーの(橋本)竜樹さんと話した時に「 アナログ(レコード)でしか愛せない人間もいるんだよ」と言っていてそんなもんなのかなと思っていました。まだレコードの音の良さ云々みたいなのは自分とは遠かったです。レコードはいつかって感じで。当時はアナログといえばカセット・テープのことばっかり考えてました。レコードはなんで音が出るのか、なぜ針が一本なのにステレオで音が出るんだとか、(重量が)重いと何がいいのかとか、何故(レコード盤が)反るのかみたいな。そういう感じでした。

――それなのに、その次は7インチEP『犬にしても』 をリリースしてますよね


7インチEP『犬にしても』

猪爪:それは、リリース元のなりすレコードの平澤さんのリクエストです。平澤さんはMAHOΩの時から観てくれてる人で、MAHOΩの事を最後までレコードを出したいと言ってくれてて。で、彼はayU tokiOのライヴも始めた頃からずっと観てて、僕が最初に出したカセットに凄い興味を持ってくれてたんですね。それで『恋する団地』を出した時にプロモーションを手伝ってもらったんです、そしたら『New Teleportation』と『恋する団地』をLPで出したいと言ってくれて、だけどタッチの差でde·te·ri·o·ra·tionから出ることが決まっていたので、じゃあ今度は新曲で7インチ出そうよって言われたのが始まりです。

■ayU tokiO 「犬にしても」

――その時期はアナログ盤への興味は?

猪爪:相変わらずなかったけど、平澤さんのレコードに対する思いに感化されたところはありました。丁度この時期に僕と平澤さんはそれぞれの仕事場を、とある一軒家の2階に一緒に借りてシェアしていたんです。その1階に住んでいたのがCARREっていうインダストリアル・ミュージック・デュオをやっているデザイナーでもあるMATERIALさん。それでMATERIALさんが前に2階に住んでいた人の残していったテクニクスのレコード・プレーヤーSL-1200を「使っていい」と貸してくれて、家で使うようになって、それからようやくレコードのある生活がスタートしました。DJで使っていたのか、もとからSHUREのM44-Gの針がついてて。DJ用ってこんなに音がいいの!?っていう。今までたまに使っていたポータブル・プレイヤーとの違いに感動し、俄然レコードに興味が湧きました。この時期に平澤さんやMATERIALさんとルームシェアしながらデザインなども含めて3人で一緒に作った作品が『犬にしても』と、その後に出した『乙女のたしなみ β』っていう7インチ。それと1stアルバム『新たなる解』ですね。


7インチ『乙女のたしなみ β』とCD『新たなる解』

■ayU tokiO 「9月の雨」

――新作『遊撃手』の話しになりますが、最初に先行シングルとしてカセット・テープ『あさがお』もリリースしてますが、今回の最大のポイントは今まで出してきたカセット、CD、アナログの3フォーマットを同時に発売するという事だと思います。21世紀以降になってこれを実践してる人はあまりいないと思うのですが、何故3フォーマット同時に出そうと?

■ayU tokiO 「あさがお」


『あさがお』

猪爪:きっかけはハイ・ファイ・セットの緑と赤のジャケットのライヴ・アルバム(『コレクション』89年発売の2枚組)のカセット・テープを中古で手に入れて。自分はカセット・テープは車でよく聴くんですけど(猪爪は自分のカーステレオのシステムにカセットデッキを搭載している)、当時リリースされたカセット・テープのソフトってこんなに音がいいのか!とびっくりしして。その中に入っていたライナーに書いてあるカタログを見るとCDフォーマットでも販売されてると書いてあって。その話しを平澤さんにしたら「この頃はそれが当たり前だったよ」と言われてびっくりして。さらに平澤さんによく聞くとCDというメディアが発売されたのは82年からで、それから84年くらいまでは、新譜はLPとカセットが同時に出てCDの発売は3カ月後とか半年後とかちょっと遅かったそうなんです、で、LP&カセット&CDが同時にリリースされるようになるのが85-86年あたりで、同じ時期にCDの製造枚数がLPを追い越して、88年になるとソニーがLPの製造をやめて他のメーカーもそれに倣ってやめていく。この3フォーマットが同時に発売されていたのって85年から89年あたりまでのたった4-5年くらいなんですね。どれで聴くかをリスナーが選ぶ時代。メディアとハードを選ぶのっていいなーと思って、いつか自分もやりたい!と思っていたのですが、自主レーベルからリリースの今回実行することになりました。「3フォーマット出るのが当たり前だったよ」と言われた言葉が衝撃的すぎてどこかでバグってそれが
昔のスタンダードなんだと思い込んでいました。

――今回特にLPとカセットの特殊ケースぶりがすごいですよね 。

猪爪:カセットはイラストレーターの千秋くん(でぶコーネリアス/ジャポニカソングサンバンチ)がこのカセット(『うる星やつら』)を持っていて。貸してもらったまま気に入りすぎて手元にずっと持ち続けていて、いつかこの形で出したいと思っていて。このタイミングで出来るだけ同じ仕様になるように作りました。


カセット『うる星やつら』と『遊撃手』

――これはどうやって作ったんですか?

猪爪:これはまず海外のカセット・テープ工場と提携している日本の代理店業社さんに相談しました。今まで自分でゼロからパッケージを指定して業者に依頼して作ったことがなかったので出来るかどうか判らなかったんですけど、役割分担としてはカセットは自分、レコードとCDは平澤さんにお願いしました。平澤さんは自分のレーベル以外にも、いろんなメーカーやレーベルの新作や再発の企画や制作もやっていて、仕事場をシェアしてた時にいろんなCDのボックス・セットを作ってる作業を間近で見ていて、その異常なクオリティの高さと熱量にびっくりしたんですよ。それまでCDやレコードは割とお任せして作ってもらっていたのですが、平澤さんの技術を見た時にジャケットとかインナーとかの印刷物ってこうやって作るといいんだって判って。で、今回は平澤さんにパッケージ担当として参加してもらうことにしました。自分は裏方推しというか、裏方の人がいないと作品って完成しないと思っていて。なので、お願いするところはきちんと専門の業者の人に頼ることにしました。「すげーなこの人!」 と思える人と一緒に作ることをとことん楽しもうと。

――デザインと言えばジャケットのイラストも3形態それぞれ少しずつ違うんですよね。カセットは『うる星やつら』と同じにしたいということだったのですが、 どのように作られたんですか?

猪爪:カセットは、もともとは業者さんのホームページに載ってる普通の仕様で作ろうと思っていたんですけど、業者さんも心を割って話すと乗ってくれて「なんでも対応しますよ」 ということだったので実はこういうのやりたいと思ってるんですけ ど。。。という話をしたら見積もりとってくれてやってもらえることになって。『うる星やつら』のケースの写真を送ったら、プロトタイプを作ってくれたんですよ。最初のプロトタイプが真っ白バージョンだったんですけど、マジか!出来た!って。それで後で知ったのですが、カセットの製造は海外だったんですけど、このカセットのジャケットもLPのジャケットも、同じ日本の印刷会社で作ってました。日本の技術ってすごいなと思いました。


中身も完全に再現!

――そしてこのLPも特殊仕様ですが、この大きさは?

猪爪:これは平澤さんの引越しを手伝ったお礼にくれた頭脳警察の1stアルバム(再発盤)からですね、ほぼそのまま同じにしてます。これも平澤さんが制作に携わった再発だと思いますが、とにかくインパクトが大きくてこれなんだ!とびっくりして、同じものを作ることになった。平澤さんに相談したら何度も止められましたね、これはかなり印刷代高くなるよとか、本当に大きいからお店も店頭に並べるのに困るし買った人も置き場に困るよとか、でもどうしてもやりたいって言ったら、少しでもリーズナブルに作れるように沢山の業者をあたってくれました。

――これはこうやって並べると完全に一緒ですね。


『頭脳警察1』のジャケット本体


『遊撃手』のジャケット本体


『頭脳警察1』のインナースリーブ


『遊撃手』のインナースリーブ

猪爪:裏側のベルト部分だけはちょっと違って、自分がいつも使ってる、周りから「太い」とか「いかつい」 とか言われている革のベルトがあって、そっちの方が太いんじゃないかと思ってそっちに合わせたら元のLPの方が太かったという。

――それですこし細くなったんですね。確かにこのレコードのサイズは大きくて買った人は収納に困ると思うんですけど。

猪爪:気にしない。自分の家のレコード棚には入ったので大丈夫です!

――DJユースとかそんな感じで作られていないのがいいですよね。アート作品を作っているというか。

猪爪:自分にとってレコードは家で聴くものなのでDJのためにレコードを作るという感覚があまりないです。まず、踊るための音楽なんて一度も作ったことがないですし、、、

――こういった特殊仕様に拘るのは、まずアーティストであるayU tokiO本人が作りたいものを作る、という姿勢が根底にあると思うのですが、パッケージ・メディアの復権というか、例えばサブスクに移行しつつあるリスナーに対するカウンターであると思うんです。そういった意図は自分で意識しているのですか?

猪爪:めっちゃしていますね。色々なものがどんどんデジタル化して、「物」にならない淋しさというのも勿論あるんですけど、もう一歩踏み込んだところに「手軽すぎる」ことがありすぎるように思っています。それって、人が必要じゃなくなるということだと思うんですよ。そうなって関わる人数が減っていけばアイデアもどんどん少なくなってしまう。自分がやりたいポップスというのは人のアイデアだったり視点が多面的で複合的に重なるって成り立つものだと思うし、そういう「ポップス的」な文化がなくなっていく恐れがあるんじゃないかと思っています。そんな流れに徹底的に手の込んだことをやることで立ち向かいました。目に見える、耳に入る音楽や世の中全体のファスト化への自分なりの抵抗でもあります。ファスト化は文化というか技術を衰退させるものでしかないからそれは絶対にやめたほうがいいよというのと、音楽業界にはファスト化を感じることが多いです。大手だけでなくインディー・レーベルもそれをやっていることがあるなと思うことがあります。インディー・レーベルってそういうもんじゃないと思います。今回は自分が今思っているインディー・レーベル的なやり方で徹底的にやるつもりでしたが、仲間が複雑で変な人ばかりなので余計に複雑化したという感じです。一つのインディー・レーベルのなせる技ではなく、複数人の変態が集まって作ったもので、自分だけの力じゃないと思います。そんな愛すべき変態たちと素晴らしい作品をカタチにすることができて大満足です。最高ですよね。

 
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LIVE INFORMATION

 
「new solution 6 西の遊撃手(京都)」
2018.8.10 fri – 京都サロンド毘沙門
w / やなぎさわまちこ
ticket adv door 2000 / open 19:30 / start 20:00
予約 : salondebishamon@gmail.com

 

「new solution 6 西の遊撃手(大阪)」
2018.8.11 sat – 大阪 HOPKEN
w / やなぎさわまちこ / ゆうき
ticket adv door 2500 / open 19:00 / start 19:30
info : https://hopken.com/
予約/問合せ : http://yuuki-music.jp/newsolution

 

「new solution 6 西の遊撃手(名古屋)」
2018.8.12 sun – 名古屋猫と窓ガラスw / やなぎさわまちこ / 児玉真吏奈
ticket adv door 2500 / open 14:30 / start 15:00
info : https://nekomado.jimdo.com/
予約/問合せ : prism4836@gmail.com

 

「new solution 6 」
2018.9.15 sat – 下北沢THREE
ticket adv 2500 / door 2500 / THREE pass 1500 / open 18:30 / start 19:30
info : http://www.toos.co.jp/3/
予約/問合せ : ayu4155@msn.com