Last Update 2018.11.12

Interview

天野なつ、アイドルグループ「LinQ」卒業から、7インチリリースに至るまで。

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元LinQの天野なつが「天野なつ with ザ・スペンサー」名義で7インチレコード「Open My Eyes」をリリースする。
福岡のアイドルグループ・LinQを長らく牽引してきた天野は、今年6月のグループ卒業後、ソロ活動をスタート。
元INSTANT CYTRONの松尾宗能プロデュースで、名うてのミュージシャンが制作陣に名を連ねた「Open My Eyes」は、ノーザンソウルやソフトロックの意匠を纏うスタイリッシュなガールズポップスとなった。このたび「Open My Eyes」リリースを記念してインタビューを敢行。怪我で活動休止を余儀なくされたときのこと、卒業の背景、ソロデビューに至る経緯をじっくりと訊いた。

 

取材・文:南波一海
写真:畔柳純子

 


 

─LinQを卒業してソロに至る経緯を聞きたいなと思っています。まず卒業を考えたタイミングはどのあたりなんですか?
天野:どのくらいだろう。少なくとも2年前は卒業するとは思ってなかったです。私は長く続けるんだろうなって。やっぱり解体・再開発きっかけというのはあるのかもしれない。

─解体・再開発プロジェクトを聞かされたときはショッキングでしたか。
天野:ええ!?ってなりましたね。めちゃくちゃイヤでした(笑)。

─ということを卒業公演のときにもMCで言ったんですよね。
天野:はい。自分がリーダーでやってきてたので、いままでのことを否定された気になったんです。もちろんグループが大きくなれてなかったのもあるし、このままじゃダメだというのもわかっていたんですけど。LinQをぶっ壊すというのは、要するに人数を減らすってことなのかなって思ったんです。ということは、それまでの5~6年くらいはなんやったんやろっていう感じになってしまって……いや、最初はただよくわからなかったかもしれない。説明もあんまり頭に入ってこなくて。

─戸惑いが大きかった。
天野:みんなでシーンみたいな空気になりました。当初はイヤなプロジェクトが始まったなっていう気持ちもあったし、福岡市民会館と中野サンプラザの公演で今後が決まるみたいな感じだったんですけど、私はそのあともモヤモヤしていて。

─どちらも成功ということで終わったんですよね。
天野:一応成功みたいな感じになってたんですけど、でもここからどうなるんだろうって。

─そのふたつの公演が終わったあと、結果発表まで一ヶ月弱の間が空きましたよね。
天野:私、中野のあとにすぐ入院だったんですよ。

─膝のケガで。
天野:はい。その入院直前くらいに事務所の人と面談があったりしたんですけど、結果のことは病室で聞いて。卒業するメンバーはみんなの前で話をしたみたいなんですけど、私はその場にいなかったので聞けてないんですよ。病室で全部聞かされたので、「11人LinQってどういうこと? トキヲイキル?」みたいな、全部ハテナな感じだったんです。私自身もハッキリしたことが言えなかったのでモヤモヤしていたし、自分を応援してくれていた人もモヤモヤしていただろうから、ブログとかもなに書いたらいいのかなわからなかったです。

─天野さん自身はどうしていきたいかという意志の確認はあったんですか?
天野:続けたいかどうかっていう話もしましたね。でも、本当になんとも言えない状況で。LinQをやるって言っても、これから手術というタイミングだったので。治り具合には個人差があるし、今後ライブができるかどうかもわからなかったから、運営さんも「本人の身体のことなので」という感じでした。

─やはりケガは大きかった。
天野:つらかったです。最初はそんなにひどいとは思ってなくて、病院行ったらすぐ治ると思ってたんですよ。靭帯が伸びたくらいだったら一度やったことがあったので。そのときはすぐ治って、ライブにも出れたんですよね。注射して水を抜いたら痛みも引いたので。だからそんな感じで、また注射してもらえれば治るくらいに考えていたんです。「早めに行ったらすぐ治るから病院行ってきますー」みたいな感じで。私が普通に笑っていたから、みんなにも大丈夫だろうと思われていたんですけど、病院に行ったら、すぐ手術ってことになって。

─全然軽くなかった。
天野:絶対に踊ったらダメってことで、え?っていう。ガチガチのギプスをされたから、帰ってきたらみんなにめちゃくちゃ驚かれて。

─痛みに強い人なんですかね。
天野:左の靭帯が切れてたみたいなんですよね。知らなかったんですけど。

─他人事みたいに(笑)。
天野:それでずっと踊ってたんですよね。時々ライブ中も変な感覚はあったんですけど、曲げてみたら治るんですよね。ちょっとしたコツがあって。

─コツもなにもって感じもしますけど(笑)。
天野:そしたら結構な大事になってました。

─解体・再開発プロジェクトの責任感から必死になっていた部分もあるのかもしれないですね。
天野:みんなでやるのが最後になるかもしれないという思いもあったから、必死にやりたいというのもありました。ソロダンスを5人だけもらえるダンスオーディションもあって、選ばれたいというのもあったので。

─結果、メンバーに残ったんですよね。
天野:はい。やっぱちゃんと見せたいじゃないですか。全員でやるのは最後になるかもしれないなので。それで結構頑張って練習してたときに……やっちゃいましたね。

─グループの雰囲気的にもこれが最後かもというのがあった?
天野:みんなライブに懸ける思いは強かったです。年下メンバーも「ここが揃ってない気がするからもう一回やりたい」とか言うようになったし。雰囲気的にはすごくよかったので、だからこそ悔しかったです。本番は何曲か一緒に出たんですけど、もちろん万全な状態じゃないし、すごく心配されたと思います。私としてはやりきったという感じはなかったですね。

─そういう思いを抱えたまま入院していたと。そしてIQプロジェクトが発足するなかで、去っていくメンバーもいて。LinQの形が大きく変わりました。
天野:解体・再開発の公演が終わったら卒業しようと思うって聞いていた子もいたし、薄々感じる子もいました。ずっと一緒にいたからわかるんですよ。卒業した子もいっぱい見てきたから、もうすぐ卒業しようと思ってるのかなっていうのもわかる。あと、急に会議室で運営さんと話してたりとか(笑)。みんなも当初はモヤモヤする気持ちがあったと思うけど、切り替わっていったんですよ。トキヲイキルのメンバーとかも違う可能性に挑戦したいという気持ちもあったと思う。私は入院している期間はみんなと一緒にいたわけではないので、ひとりでずっとモヤモヤし続けてしまったのかもしれないですね。

─ほかのメンバーは活動を続けていくなかで徐々に次に切り替えられたのかもしれないですね。天野さんは入院があって、立ち止まったまま考えることになったから。
天野:LinQが大人数じゃなかったことがなかったので、自分の大切なものが変わったらどうなるんだろうっていう思いがありました。だから最初は見に行くのも躊躇したんですよね。でもやっぱり気になるので、LinQとかトキイキとかCHiSEMiKUとか色んなライブとか舞台に行きました。トキイキが演技に初挑戦していて、めちゃくちゃ稽古したんだなっていうのが伝わったんですよね。結局、みんなの姿を見るのが自分のなかでも一番整理がついたんです。私はLinQじゃなくなったら芸能も辞めようと考えていたんですけど、自分もなにかできるかもしれないっていう気持ちにはなりました。

─そこがリーダー交代と卒業、ソロ活動に繋がっていくんですか?
天野:そうかもしれない。ソロは最初、発想になかったです。ずっとグループでやっていたから、たとえばMCとかめちゃくちゃ不安じゃないですか。それもあるし、ソロをやるとしても協力してくれる人がいるわけないと思っていたので。自信がなかったので、できないだろうという気持ちのほうが強かったです。でも、ぼんやりした日を過ごしているなかで、みんなの姿を見て、なにかをやりたいという気持ちが出てきて。そのときに松尾さん(ソロデビュー作をプロデュースした松尾宗能氏)に「歌ってみない?」という話をいただいて。
松尾: 時期的には去年の11月とか12月くらい。

─結構前の話なんですね。そこの繋がりがあったのも驚いたんですよ。同じ福岡の遠くないシーンにいたとはいえ。
松尾:そうですね、仕事の関係で。
天野:声をかけていただいて、それから考えてみて。ライブはすごく好きだからやりたいなとは思いました。事務所にいっぱいプレゼンしました。すんなりはいかなくて、何ヶ月かかかりました。まずはLinQを卒業するところからだし、卒業の時期を決めて、だったらソロはここからスタートしようとか、色々考えていかないといけなかったんです。事務所もただやりたいことをやらせるっていうわけにもいかないじゃないですか。だから自分の意志があることとか、こういうふうに活動して、こういうファンを獲得してっていうのを考えて、事務所の上の人とかと話をして、許可をもらいました。

─もうその頃には卒業を決心していたんですね。
天野:私がLinQに戻るのか戻らないのかっていう雰囲気はずっとあったと思うんです。ファンの人は私には特になにも言ってこないんですけど、内心モヤモヤしていたと思います。宙ぶらりんの状態だったので、卒業公演のことは早く発表しないとって思ってました。なので、リーダーを交代するタイミングで自分の卒業も発表して。

─新リーダーの吉川千愛さんはどう決まったんですか?
天野:めっちゃ迷いましたね。運営さんとも何度も話して。じつは最初、千愛にするのを反対したんです。

─それは意外。
天野:大事なパートナーだったので。デビュー当時から仲がよくて、千愛にしか話せないこともたくさんあって。相方みたいに思ってました。リーダーを一番任せられるのは千愛だなって思ってはいたんですよね。最年長でしっかりしていて真面目だし、副々リーダーも経験したし。でも、真面目だからこそ潰れないかなっていう心配があって。実際、11人になってから千愛の涙を何回も見たんですよ。すごく応援してくれるファンの人もいるんですけど、少人数になったことを「なんで?」って思う人もいるじゃないですか。そこでの戦いとか葛藤もめっちゃあったと思う。そういう姿を見て、これでさらにリーダーになったりしたら、どうなっちゃうんだろうって。大事な子だからこそ、つらい目に遭わせたくな
くて。

─抱え込みすぎてしまわないか心配だった。
天野:そうです。だから、逆に抱え込まない子……寝たら忘れるくらいの子がリーダーのほうが向いてるのかなと思っていたんですよ。

─じつは能天気な人のほうがリーダー向きだったりしますよね。
天野:ですよね。千愛は真面目でLinQ愛が強くて、私がケガしてからは「自分がどうにかしなくちゃいけない」と思ってくれていて。だからこそ涙することもあったと思う。だから、すごく迷いましたね。千愛も迷ってましたよ。「私がリーダーになったらファンの人はあんまり面白くないかもしれない」って(笑)。「順当すぎる」とか言ってて。で、めっちゃギリギリまで迷ったんですけど、そのタイミングで千愛から「やっぱり私がリーダーをやりたいと思う」って言われて。すごく強い気持ちももらったので、任せようと思って。

─その後、抱え込んでいる印象はありますか?
天野:最近はすごく弾けてますね。11人から7人になったじゃないですか。色んなことがありすぎたのか、どうなってもいいぞみたいな気持ちが芽生えたというか。いい意味で吹っ切れたんだろうなっていうのが伝わってきます。いまは千愛がリーダーでよかったなと思ってます。

─天野さん自身の話に戻しますね。不完全燃焼だった市民会館と中野を経て、6月に卒業公演を終えました。
天野:幸せでした。LinQを7年2ヶ月やったんですけど、自分のなかでやりきれた思いがすごくあります。1年前のモヤモヤとか、それまでの色んな気持ちが全部消えました。復帰のライブでもあったんですけど、かなり無茶なセットリストにしたんですよ。途中で踊れなくなるかもくらいの。20曲くらいかな、ほぼほぼ全部出て、アフターパーティーも10曲くらいやりました。次の日、腰が曲がらなくなりました(笑)。バリバリ踊っていた時代よりかは動けてなかったかもしれないけど、何ヶ月も前からそこに懸けていたので。セットリストもめっちゃ前に決めていたんですよ。

─そこにピークを持っていくように準備していった。
天野:はい。舞台に出させてもらったりしてたたんですけど、ライブはそこしかなかったので、集中して。タイトルは『RESTART』にしたんです。「懐かしいな」っていう感じで終わりたくなかったんですよ。昔の曲ももちろんやるんですけど、「あの頃のLinQよかったな」だけで終わってしまったら意味ないと思うので。これから大きくなるぞっていう思いを込めてIQプロジェクトのコーナーを作ったり。私のソロ曲もそこで披露して。終わりじゃなくて始まりにしたかったんです。それがファンの人にも伝わったのがよかったです。スッキリもしたし、これからの自信にも繋がりました。

─長く続けていたものを卒業する寂しさを感じることは?
天野:1年前のほうがぽっかりしてました(笑)。「なにしてるんだろう、自分」と思ったりしていたので。

─そうか、休業期間が長かったから。
天野:はい。だからステージに立てるっていう嬉しさしかなかったです。つらい時期を乗り越えたので、卒業公演はただ楽しめました。「これから頑張ろう」ってポジティヴな気持ちでした。

─そして、やっとソロの話になります。
天野:長かった(笑)。たしか卒業公演の前にレコーディングは終わってましたね。卒業してからだと遅くなるから、その前から準備はしてました。

─ソロ曲の大きなポイントとしては作詞ですよね。そこは松尾さんの提案ですか?
松尾:そうですね。本人が歌うんだから、まずは本人の書いた歌詞がいいだろうと思って。
天野:いやもう、難しかったです。「Open My Eyes」はテーマが難しいんですよ。
松尾:卒業して新たな道を生きていくっていうのを恋愛に例えた感じにしてもらって。卒業オンリーだとそのときにしか歌えないから、ラブソングにしようというリクエストで。あの人と別れて私は前を向いていくけど、でもやっぱり……みたいなことを書いてみてって言って。
天野:恋愛経験がヘボなので(笑)、悩みました。だから想像してみたんですよ。私は大好きな人と別れたとしたら強がると思うんですよね。「別に大丈夫よ」っていう女の子をイメージして書きました。

─なるほど。恋愛がテーマだったとはいえ、聴く側としてはLinQとの繋がりを感じるし、実際にリアルな思いが反映されていますよね。
天野:彼氏がLinQみたいな感じです(笑)。「Restart」は卒業前くらいに書いたんですけど、もろにLinQのことを考えながら書きました。でも、自分で書いてみて、かっこいい言葉が見つからないなって思いました。自分が作詞してみると、ほかの人の歌詞もより気になるじゃないですか。「それどうやって浮かんだと?」みたいなのが多くて。私は学校の成績が悪いほうではなかったんですけど、本が苦手で読書とか続かないタイプだったから。すごく難しかった。

─曲については?
天野:松尾さんのデモを聴かせてもらったときに、すごくオシャレだなって。自分で言うのも変ですけど。LinQもオシャレだなと思う曲もあったんですけど、違うジャンルのオシャレというか。LinQでは歌ってこなかったタイプだと思います。私の母が音楽好きなんですけど、母が好きそうって思いました。それが嬉しかったです。母はレコードも好きなんですよ。

─じゃあレコードが出るのも嬉しいんじゃないですか?
天野:はい。でも、母は「Secret 703」が好きらしくて。

─CDには収録されているけど今回のレコードには入らない曲(笑)。マーヴィン・ゲイのオマージュで最高ですよね。
松尾:左様でございます(笑)。

─制作陣はおなじみの松尾さん周辺のメンツで。nontroppoのchangさんも参加しているんですよね。
松尾:ドラムとパーカッションで。
天野:楽曲派って言うんですか? そういう人たちにも刺さっていったらいいなって思ってます。オシャレな人に聴いてもらいたいです。

─オシャレな人かぁ。
天野:なんか、「オシャレ」以外になんて表現したらいいのかわからないんですよ。松尾さんに紙をもらったんです。モータウン、ノーザンソウルテイスト……何回読んでも覚えられない。60年代、70年代の~くらいは言えるんですけど。初めてラジオでノーザンソウルって言おうとしたら、慣れてない言葉だから噛んじゃって。

─無理して覚えなくていいと思いますよ(笑)。
天野:2回目のラジオのときは読むのをやめて、「要するにオシャレです」って言うことにしました(笑)。いや、難しいですよ。R&B、ポップ、ソフト……ソフトロ……。
松尾:ソフトロック。
天野:わからない! ソフトロックってロックと違いがあるんですか? 柔らかいロック?

─そんな感じで全然大丈夫ですよ。「今回の曲は柔らかいロックです!」で。
天野:たしかに柔らかいロックですもんね(笑)。モータウンとかあんまり話せないですけど、本当に自慢の一枚です。あとはこの音楽を私がうまく表現しないと。「ライブだと微妙」とか言われたらつらいので。

─ひとりのステージはいかがですか?
天野:大変です。休む間もないっていう感じで。一番思ったのは、水を飲むタイミングがわからない(笑)。昨日のライブ(※横須賀アイドルカーニバル×SUNDAY GIRLS スペシャル)で一度も飲んでないです。「これ、いつ飲む?」と思って。MCもずっと喋るじゃないですか。ナチュラルに飲めない。逆によかったなと思うのは、LinQでリーダーをしていたときは自分の発言がちょっとこわいときがあったんですよ。

─自分の発言がグループの総意になると思っていたとか?
天野:そうです。もし変なことを言ったとしてもほかの誰かを巻き込んでしまうわけじゃないので、自由に喋っていいんだって、ちょっと気持ちが緩くなりました。あと、練習もみんなでスケジュールを合わせなくていいので、ひとりでやりたいときにできるっていうのは感じます。ソロで困るのがアウトロが長い曲(笑)。じっとしてられないんですよ。

─決まった振り付けがあるわけでもないし、どうするかは悩みそうですね。
天野:そうです。最近はアーティストさんのライブでそういうところを見たりしてます。表情とか立ちふるまいで見せるというか。アイドル以外のかたと一緒にライブすることも多くなってきたので、そこを勉強中です。

─これからは表情や立ちふるまいで見せる天野なつになっていくと。
天野:東京のいい感じのイベントにも呼んでもらいたいです。なんかいいのないですか?

─考えておきます(笑)。ありがとうございました。

 


 

アーティスト:天野なつ with Spencer
タイトル:open my eyes
LABEL:なりすレコード
販売価格(税抜):1,500円
発売元:なりすレコード
フォーマット:7inch
品番:NRSP-753

 
 
【イベント情報】

■11月3日(土・祝)レコードの日 13:30〜
福岡 MUSICPLAZA INDO
http://www.mp-indo.co.jp/

■11月7日(水)19:00~
HMV博多
https://www.hmv.co.jp/store/event/35743/

■11月11日(日)18:00~
タワーレコード福岡パルコ店
https://tower.jp/store/kyushu_okinawa/FukuokaParco