bjons今泉雄貴/秘密のミーニーズ菅野みち子/中学3年生アーティストKEEPONが語る、それぞれの大瀧詠一「愛」
今年2018年12月30日で没後5年を数える大瀧詠一。65歳の早すぎる突然死は、当時世代を超えて多くの音楽ファンに広く大きな衝撃を与えたが、一方で、既に大瀧詠一がこの世にいないという実感がまだわかないという人も少なくないのではないかと思う。それどころか、何年経っても実感することはないかもしれない。それは大瀧サウンド、大瀧メロディ、ひいては大瀧イズムと言ってもいい大瀧詠一そのものが、そもそも永遠に歳をとらないポップスであることの証だろう。いや、エイジレス、タイムレスなどと安っぽく説明することさえもはやナンセンスというべきか。それ自体がポップスの真理であることを、大瀧詠一は自身の作品に見事に与え続けてきたのである。それは死後5年経過した今もなお変わることはない。そしてきっとこれからも。
『GO! GO! ARAGAIN』とタイトルがつけられた全12組参加によるカヴァー・アルバムを聴いて痛感するのも、そんなパンドラの箱を開けた時の、あまりに飄々とした、でもどうしようもなく眩いポップスの真理だ。参加アーティストは柴田聡子、トリプルファイヤー、シャムキャッツ、キイチビール&ザ・ホーリーティッツなど主に2010年前後に活動を開始した、あるいは頭角を現してきた若手ばかり。スタイルやメソッドこそ様々だが、いずれもそうしたポップスの真理に突き動かされ、それを推進力にして攻め続ける気鋭たちだ。そこで、その『GO! GO! ARAGAIN』に参加しているラインナップから、bjonsの今泉雄貴、秘密のミーニーズの菅野みち子、そして現在まだなんと中学3年生とダントツの最年少であるKEEPONの3名に集まってもらい、それぞれの大瀧詠一愛をたっぷりと語ってもらった。なお、今年の《レコードの日》対象作品としてアナログ・レコードでの先行リリースとなる今作、12月3日にはソニー・ミュージックからCDでも発売されることが決まっている(曲順が異なる)。
取材・文/岡村詩野
―まず、それぞれ今回の選曲の理由から聞かせてもらえますか? KEEPONさんは「ロックン・ロール・マーチ」。この曲自体は『NIAGARA MOON』(1975年)に収録されていますが、KEEPONさんの今回のカヴァーにはとにかく他にも色々な小ネタが入っています。
KEEPON: そうなんです。でも、初めは僕はまず「ロックン・ロール・マーチ」をとりあげようとは思ってなかったんだけれど、誘っていただいた時に『GO! GO! ARAGAIN』というタイトルとその趣旨を聞いて、ノベルティ系でいこう!と決めたんです。で、『GO! GO!NIAGARA』の中にある「ジングル;ナイアガラ・マーチ」、あれを“アラゲイン~”でやりたい!ってアイデアが出てきたんですけど、ジングルだけじゃ物足りないなあ、何か他にやれないかな~とかって考えて。もともと大瀧さんは芸が細かいというか、ユーモラスなアイデアに溢れているから、じゃあ、僕もとことん細かくやってみようと思ったんです。「ジングル;ナイアガラ・マーチ」って「ロックン・ロール・マーチ」お尻の部分を使ってある。だったら、「ロックン・ロール・マーチ」もカヴァーして、そこからメドレーにしようって決めたんです。そこまで盛り込むんだったら…と思い今まで得た大瀧さん的な発想を自分の中で練って、小ネタを最後に盛り込んでいったんです。大瀧さんへ愛を込めて…
という感じで。他にやりたかった曲はもちろんあったんですけど、とにかく『GO! GO! ARAGAIN』というタイトルで「ロックン・ロール・マーチ」にしようと。実際にやってみて、この曲の素晴らしさに改めて気づきましたね。その中でも実際にやってみて難しかったのは……やっぱりそのネタの加減ですね。ネタを入れすぎてもわかりずらいし……その匙加減には気をつけましたね。15歳の僕が大瀧詠一の影響を受けているんだということを最大限に表現できたかと思ってます。
今泉雄貴: 2003年生まれ? 信じられないな(笑)。僕が大学生の頃に生まれたんだ!
KEEPON: はい! 大瀧さんで言えば「恋するふたり」がリリースされた年です。
菅野みち子: (笑)いったいこの人、人生何週目なんだろうこの若さで! って思いますよね。ほんと、15歳とは思えないですよねこの作り込み具合。曲の理解力が半端ないと思います。今度、このアルバムのリリース記念のイベント・ライヴで一緒にやるんですけど、とにかく曲がほんとに完成されていてこれ以上ライヴでどうやってやるんだろうって思ってしまうくらいです。
KEEPON: でもいい感じでやれそうですよね! その時は僕のオリジナル曲も1曲、秘密のミーニーズさんと一緒にやらせてもらうことになっています。
―その菅野さんの秘密のミーニーズの「春らんまん」。はっぴいえんどのセカンド『風街ろまん』(1971年)収録曲です。
菅野: 私たち秘密のミーニーズは、例えば柴田聡子さんがとりあげている「風立ちぬ」とか他の候補も考えたんですけど、秘密のミーニーズらしさを考えた時に、三声コーラスの良さを押し出してるバンドなので、それが生きる曲であるということと、大学の頃に他のメンバーがこの曲をやっていたことがあるというので選びました。その頃は三声でやっていたわけではなかったみたいなんですけど、今回とりあげるにあたってメンバーの(渡辺)たもつさんが新たにコーラス・アレンジをしてくれました。難しかったのは……特に録音までにつまずいたりはしませんでしたけど、色々な発見はもちろんありました。
KEEPON: 僕、秘密のミーニーズさんの「春らんまん」を聴いて、ものすごく春っぽいなって思ったんです。今まで春っぽいと思っていたオリジナルの方より、むしろ春っぽい。鮮やかなんですよね。しかも、最後はバッファロー・スプリングフィールドの「Bluebird」が引用されてるという芸の細かさで。自分たちの音にちゃんと寄せてるんですよね。
菅野: そこは私たちも意識していました。今っぽく、今の音にしたくて。リバーヴも軽めにして、カラっとさせたんです。
―今泉さんのバンド、bjonsは「雨のウェンズデイ」。お馴染み『A LONG VACATION』(1981年)収録の名曲です。
今泉: ちなみに、僕が生まれたのはその『A LONG
VACATION』が出た年なんですけどね。まず、今回、bjonsが参加することが決まったのは実は1番最後だったんです。だから、ある程度どのバンドが何の曲をやるのかを知っていた上でバランスを考えて選びました。しかも「雨のウェンズデイ」を誰も選んでなかった。とはいえ、最後に参加することが決まったから時間もない。アレンジをゆっくり考えてる間もない。だから、とりあげるにあたって、おこがましいですけど、僕の声に合いそうな曲を素直に選びました。ただ、最初、アレンジを決めずにせーので合わせてみたところ、原曲に忠実になりすぎちゃって。そこで今回、谷口雄くんが鍵盤で参加してくれているんですけど、彼がサザンソウル風なフレーズを弾いたのをきっかけにだんだんアル・グリーンのハイ・レーベルのサウンドっぽい感じになった。いつも僕はギターを弾くんですけど、今回僕はギターを弾いていないし、他にも全体的に音をそぎ落として仕上げていったのが余計にそうさせた感じです。最終的なアレンジはそうやって詰めていきました。
菅野: すごくいいですよね。私、bjonsがもともと大好きで彼らがライヴやる時は見に行ったりもしていたんです。特に、今泉さん、声がイケメンでしょう?(笑) 声に艶があるというか。その声の良さを十分に生かした選曲だなあと思いました。実際、今回ギターを弾いてないって、なるほどなあと。以前、見に行った時も今泉さんはピン・ヴォーカルで歌ったりしていたんですよね。そういうところがすごく印象的だったので、今回、歌にちゃんと焦点を置いた演奏になっていたのがやっぱりすごいなと思いました。
KEEPON: bjonsの「雨のウェンズデイ」、すごく現在の音作りになっているなと思うんです。原曲はリバーヴが凄く強くかかっているじゃないですか。でもそういうのを全部そぎ落としているから、同じ曲なのに印象がまるで違う。アレンジはリズムを変えたりキーを変えたりとかするだけじゃないんだなあと気づかされましたね。
―KEEPONさんはそもそもいつ頃から大瀧詠一の曲を聴き始めたのですか?
KEEPON: 僕が大瀧さんの楽曲に出会ったのは大人のバンド仲間というか大人の友達に教えてもらってから……今から2年前のことです。もともと4歳の時にビートルズに出会ってそこから人生が変わっちゃったんですけど、そこからギターを弾いたり曲を作ったりするようになって。ほとんどビートルズ一筋でやってきたんです。でも、ビートルズをいろいろ知っていくうちにだんだんビートルズの知識が増えていっちゃって、もうこれ以上知りたいことがなくなってしまって(笑)。その後ビートルズ以外聴かないみたいな方に走って行ってしまってたので、次に何を聴いたらいいか何を聴くべきか分からなくなっていたんです。その時に、日本語で曲を作ってみたんですけれど日本語とロックの融合ってなかなかやっぱり難しくて。英語でなんとなく作ってみても感情がこもらないというか、やっぱり日本語じゃないと感情が入らないから困ったなと。でも、ひとまず日本語で多重録音のファースト・アルバムを作って、それを大人のバンド仲間に聴いてもらったら、これははっぴいえんどに近いと言われまして。だから、最初に聴いた大瀧詠一の曲ははっぴいえんどなんです。で、そのあとに、大瀧さんにまつわる本やライナーノーツとかを読んで、大瀧さんたちも昔は日本語とロックの融合というところですごく悩んだりトライしたりしていたことを知って。ああ、それって今の自分と同じだなあって、不思議に思ったりしたんですよね。僕の親が生まれた頃……つまり40年位前に今の僕と同じように迷っていた人がいたんだと思うとすごく不思議な気分でした。そこからです、大瀧さんの曲をすごく研究したのは。というか、とにかく聴きまくった感じでした。
今泉: 面白いなあ。お父さんお母さんが音楽好きと言うわけではなかったの?
KEEPON: 全然です。すごい音楽マニアとか音楽好きと言うような両親ではなかったですね。家にたまたまビートルズのCDがあったんですけど。
今泉: 家庭環境も普通なんだね。僕なんか最初は普通にいろいろな音楽を聴いて、その後大学の頃にはっぴいえんどを知ると言う流れだったもんなあ。
KEEPON: 音楽の出会い方がとても幸せだったとつくづく感じています。
菅野: 私も大学に入ってから周りの影響で大瀧さんの作品を聴くようになった感じです。女性のシンガーソングライター……安藤裕子さんとかが好きで。そこから松本隆さんの歌詞を通じてはっぴいえんどを知るって順序でした。あと、大瀧さんは80年代に松田聖子さんに曲提供をしていたじゃないですか。そうやってアイドルに楽曲を提供するって在り方もすごく興味深いなって思いました。そういえば、bjonsは最近アイドルに曲提供したんですよね?
今泉: いやいやそんな(苦笑)。SAKA-SAMAというグループに提供させてもらったんですけど……当時のメインストリームに細野(晴臣)さんとか大瀧さんがアイドルへの曲提供で関わっていたって図式はほんと興味深いですよね。
菅野: アイドルに曲を提供する時と、自分たちのバンドのために曲を書く時でどこか違ったりするんですか?
今泉: こういう感じの曲を作ってと言うオファーだったので、それに合わせて曲を作った感じでした。一番難しかったのは歌詞。僕はおじさんだから(笑)、若い女の子のイメージで言葉を考えるのは結構大変でした。そういう意味では、松本隆さんの歌詞はすごいですよね。大瀧さんの曲における松本さんの歌詞は本当にすごい。でも、80年代ではそれがメインストリームだったわけでしょう? 僕、リアルタイムでの大瀧詠一サウンドは「幸せな結末」(1997年)なんです。当時すごく流行りましたよね。ただ、正直すごく違和感もあったのを記憶しているんです。当時、僕は今のKEEPONくんくらいの年齢だったんですけど、当時の一般的なヒット曲とは全然感触が違うなと思って。8センチのCDシングルを買って聴きまくって。今でもまだ持ってますけど、当時のメインストリームとは全然違う音なのに、すごくいいなと漠然と思ったりしました。
KEEPON: そこから大瀧さんを掘り下げて?
今泉: いや、その時にはそれ以上研究したり掘り下げるようなことをしなくて。大学に入ってから《すみや》というレコード屋さんでバイトしていたんですけど、そこで一緒に働いてる人たちの中に大瀧さんや細野さんを好きな人が多かったので、そこから影響を受けて聴くようになりました。
―それぞれ大瀧詠一のどういうところに惹かれましたか?
KEEPON: 曲が素晴らしいと言うのももちろんあるんですけれども、何より芸の細かさというかすごく凝った面白いことを試みているその音作りの姿勢が魅力的だったんです。作品を大切にしているのが細部にわたって表れていて。しかもライナーノーツとか書籍を読むとその細かさの面白さがどんどんわかっていって、作品を集めていくと、今度は1曲ごとの関連がより明確にわかってどんどん面白くなるんです。
―音楽だけじゃなく関連書籍などの研究本からの影響も大きいと?
KEEPON: そうです! 曲の仕掛けとかスタイルを本や文章からさらに知ることができたのは大きかったです。だから、音楽はもちろん素晴らしいんですけど、僕の中では多羅尾伴内楽団のような変名で活動するところとか……音楽で遊んじゃってる人がいるんだっていうのがとにかく痛快でした。しかも、アルバムごとに内容も違っていて変幻自在だし、でも歌は包み込まれるような感じだし……。 一つの楽器みたいに歌うあのヴォーカルもすごいですしね。
菅野: 私はジャンルの多彩さですかね……。「はいからはくち」みたいなアメリカン・ロック、カントリー・ロック、そういうジャンル関係なく普遍的なメロディーを持っているもの……それらが1つのアルバムの中に入っていて。その多彩さが魅力的だなとまず思います。私も曲は書くんですけどアレンジはなかなかできなくてメンバーに任せているんですけど、アレンジ面でも大瀧さんの作品はすごくお手本になることがあります。
KEEPON: ああ、わかります。秘密のミーニーズはアメリカのカントリー・ロックというのが音楽性の根っこにありますよね。でも僕はまだ一アーティストとしてのカラーを探しあぐねているんです。まだ見つけられていない。ただ、大瀧さんもいろいろなスタイルを試みて色々なことにトライした末に自分のカラーを見つけていたような気がするんですね。そういう意味で僕はまだそこには至っていないから悩んだりもするけれど、ゆっくり探していけばいいのかなと思ったり。
今泉: 一番影響を受けたというか、こうありたいと思ったのは、インプットとアウトプットの繋げ方ですね。音楽の楽しみ方と楽しませ方というのか。あとは、メロディーの美しさと、そのメロディーに乗せる譜割りだったり、発声へのこだわり。僕らがとりあげてる「雨のウェンズデイ」なんか、ほんと、すごい不思議な譜割りですよね。音節の切り方が本当に面白い。
菅野: わかります。私も譜割りは面白いなと思っていて。自分で曲を書く時も言葉を乗せる時につい音節に沿って乗せたりするんです。音節に合った言葉を置いちゃうというか。一つの音節で全部の意味を終わらせようとしちゃう。でも、今回改めていろいろ聴いて、大瀧さんは全然違う作り方なんだなって改めて気づきましたね。
KEEPON: 何より松本さんの作詞って「詩」って感じじゃないですか。大瀧さん、これで譜割りをするのって難しかったんじゃないかなあって思いますね。
―自分の作風やスタイルに大瀧作品が影響を与えている部分はそれぞれどういうところにあると思っていますか?
今泉: 言葉の使い方、それをメロディにどうやって乗せるのか……そういうところは知らず知らずに影響を受けてるなと思うことはありますね。
菅野: bjonsの曲に「下着をなぞって戯れている…」みたいな歌詞があるでしょう?(アルバム『シリーポップス』収録曲「ハンバーガー」) ああいう感覚って、ちょっと大瀧さんの曲における松本さんの感じに似てるかなって思ったりしますね。刺激的な表現が突然出てくる感じ。
今泉: そうですね、松本さんからの影響は濃いです。たぶん人並み以上に。
菅野: 秘密のミーニーズの『おはなフェスタ』というアルバムに入っている「メトロ・ステーション」という曲があるんですけど、その歌詞は少しはっぴいえんどを意識したところがあって。“電車が停まっている”という意味を、“電車が停泊している”って表現しているんです。
KEEPON: あ、「風をあつめて」だ!
菅野: そう! 意識的に幻想というか現実と離れた表現を選ぶのは、大瀧さんの作品における松本さんの感覚の影響だと思います。大瀧さんの作品での松本さんの歌詞は独特な表現が多いじゃないですか。真似…というより、そういう表現へのオマージュって感じです。メンバーの共通言語の一つがはっぴいえんどなので、気がついたら出ちゃっている部分が他にもあるのかもしれません。
KEEPON: 僕は無意識だらけです。だからあとから気づくんです。意識して作ろうと思うこともあるんですけど、自分で本当にイイと思った感覚は自分の中に入っていて、自然と自分の曲に映し出されるものなんだなと思いますね。僕、サード・アルバムまで出しているんですけど、初めて作って友人に聴いてもらったファーストは、まだはっぴいえんどを知らない、聴いたことのない時に作ったものなんですけど、それが「はっぴいえんどっぽいね」って言われたってところに、もうその無意識というか、偶然みたいなのが出ていたのは、もう運命ですね。セカンド・アルバム以降はどうしても日本語の乗っけ方とかははっぴいえんどの影響を受けてしまっているようになっちゃってるんですけど、ファーストはそうじゃない。そこに大きな開きがあるんです。
今泉: ちなみにその大人の友達っていくつくらいの人なの?
KEEPON: 50代です(笑)。親より上です。僕のような影響の出方じゃない、例えばトリプルファイヤーの「朝寝坊」は全然自分と違うけど発想がすごいな、カッコいいなと思いました。しかも、トリプルファイヤーがいつもやっている普段の音楽ともまた違う。ラフさが作り込まれてて。しかも、「寝坊感」をさらに強調したようにユルくもある。あんなところまで持っていけたのってすごいなあって思いますね。
―では最後に、それぞれ好きな大瀧詠一のアルバムを1作品、教えてください。
今泉: やっぱりソロのファースト『大瀧詠一』(1972年)かな。一番何度も聴いた作品だから思い入れもあります。
菅野: 私は最初の大瀧詠一体験だったので……はっぴいえんどの『風街ろまん』(1971年)です。
KEEPON: 僕もソロのファースト『大瀧詠一』かなあ。あの時の大瀧さんは唯一無二だなと思いますね。僕、今回とりあげてみてヴォーカルの難しさ、大瀧さんの曲を歌う時の難しさを痛感したんです。しかも、改めてオリジナルの「ロックン・ロール・マーチ」を聴いて、原曲も息切れしてる! ってことに気づきました。実は僕、今回パンチインをしていて。原曲は歌としてはあり得ないくらいの文字の詰め方なので、僕はどうしても技術に頼っちゃったんですけど、大瀧さん息切れしていた(笑)。ああ、これでいいんだなって。だから、今度のライヴでも肩の力を抜いて、そのままで歌うことにします(笑)。だから……またすぐにでも次をやりたい(笑)。ちょうど今回12組参加してますよね。この調子でいけば、次は12ヶ月ごとにカヴァーする『ARAGAIN CALENDAR』が作れませんかね?(笑)
アーティスト: V.A.
タイトル: ”大瀧詠一 Cover Book -ネクスト・ジェネレーション編-『GO! GO! ARAGAIN』”
LABEL: レコードの日 / TOYOKASEI
販売価格(税抜): 3,000円
発売元: レコードの日 / TOYOKASEI
フォーマット: LP
仕様: カラー盤 / クリアヴァイナル
品番: TYOLP8-1103
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【イベント情報】
SHIBUYA MUSIC PARTY 「レコードの日」×「GO! GO! ARAGAIN」リリースパーティ
〜 ネクスト・ジェネレーションによる大瀧詠一作品カヴァーLP『GO! GO! ARAGAIN』リリース記念ライブ 〜
開催日時: 11/4(日)16:00開場/17:00開演(予定)
総合司会: 長門芳郎(パイドパイパーハウス店長)
ゲストDJ&トーク: 橋本徹(SUBURBIA)
トークゲスト: 野宮真貴 他を予定
ネクスト・ジェネレーションによる大瀧詠一作品カヴァーLP『GO! GO! ARAGAIN』リリース記念ライブ
出演: ayU tokiO/OLD DAYS TAILOR/キイチビール&ザ・ホーリーティッツ/KEEPON/柴田聡子inFIRE/Spoonful of Lovin’/秘密のミーニーズ/bjons/やなぎさわまちこ 他
会場:渋谷ストリームホール(6Fホール)
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