2018.6.7
石田昌隆が初写真集を発売、原宿BOOKMARCで写真展も開催
5月1日に発行された雑誌Riddim(リディム)の345号でその一部が掲載され、話題となった石田昌隆による<1982年のジャマイカ>を記録した写真集「JAMAICA1982」が遂に発売される。以下が作品の紹介である。
キングストンのゲットーの下宿を拠点に53日間の長期滞在で撮りまくった熱とニオイ。ゲットー・チルドレンから名だたるアーティストまでが石田のレンズを通して語りかける。ゲットー・ライフ、スタジオ、そしてモンテゴベイの“レゲエ・サンスプラッシュ82”までを網羅。今、36年の時を越えて失われた時間が蘇る。石田昌隆は帰国後、これらの写真がきっかけとなりカメラマンとしてプロデビューすることになった記念すべき作品。
更に写真集の発売に合わせ、写真展の開催も決定した。会場はNY発のファッションブランド、マーク・ジェイコブスが手がける原宿の注目のブックストアBOOKMARCに併設するギャラリーで7月7日から7月16日の期間中、写真集より厳選した写真を多数展示、販売する。
●7月6日のオープニング・パーティーでは作家のサイン会、DJ YABBY(薮下晃正)のDJプレイも予定。●7月15日にはBOOKMARCにて作家によるトークショーも開催予定。●写真集の発売を記念しJOURNAL STANDARDからフォトTシャツの発売が決定。写真展でも販売予定。
【写真集】タイトル:JAMAICA 1982著者 :石田 昌隆ページ:64ページ(全フルカラー)サイズ:A4横開き(210mm×297mm)発売日:2018年7月6日定価:3,800円(税別)品番:OVEB-0004ISBN:978-4-86239-831-4発行:(株)OVERHEAT MUSIC / Riddim Books発売:(株)ボイジャー
【写真展】会場:BOOKMARC(ブックマーク)東京都渋谷区神宮前4-26-14TEL:03-5412-0351会期:2018年7月7日(土)〜16日(月・祝)・7月6日(金) オープニング・レセプション・7月15日(日) トークショー
【石田 昌隆(いしだ まさたか)/ PHOTOGRAPHER】著書に、『黒いグルーヴ』(1999年)、『オルタナティヴ・ミュージック』(2009年)、『ソウル・フラワー・ユニオン 解き放つ唄の轍』(2014年)がある。現在、アルテス電子版で『音のある遠景』を連載中。撮影したCDジャケットに、矢沢永吉『The Original 2』(1993年)、フェイ・ウォン『ザ・ベスト・オブ・ベスト』(1999年)、ソウル・フラワー・ユニオン『ウインズ・フェアグラウンド』(1999年)、『Relaxin‘ With Lovers』(2000~2018年 全15作品)、ジェーン・バーキン、タラフ・ドゥ・ハイドゥークス、ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン、ズボンズ、カーネーション、濱口祐自、LIKKLE MAIほか多数。旅した国は56カ国。
【写真展 会場/BOOKMARC(ブックマーク)とは】ニューヨーク発のファッションブランド「マーク ジェイコブス」が手がける新感覚ブックストア。 2010年9月にNYのBleecker Streetに第1号店をオープン。世界5店舗目となるストアとして、2013年10月、 東京・原宿にギャラリーを併設したストアをオープン。『BOOKMARC』を作るきっかけとなったのはNYのWest Villageにあった本屋が閉店するニュースでした。デザイナーであるマーク・ジェイコブス本人やブランドのCo-Founderであるロバート・ダフィーは共に本に 対して並々ならぬ情熱を持っており、元々マーク BY マーク ジェイコブスのストアでは厳選された本を 取り扱っていたが、West Villageのその本屋をありのまま引き継ぎ、本のバリエーションを増やすことで、マーク ジェイコブス ブランドのインスピレーション源を表現する新しい顔をつくることに成功した。そして、 『BOOKMARC』は、アートに関する書籍を中心として取り扱う小さな本屋の新規開店が少なくなった昨今、実際に本を手に取り、書籍の素晴らしさを再認識し、その場で購入できる場所を提供したいという願いが込められている。『BOOKMARC』では芸術、写真、ファッションや音楽に関する書籍は勿論のこと、詩集や芸術論に至るまで、様々なジャンルの厳選された書籍を取り扱っている。またコレクターたちを虜にするヴィンテージ本やサイン本も多数揃えている。
住所:東京都渋谷区神宮前4-26-14 TEL:03-5412-0351営業時間:11:00~20:00 定休日:不定休ギャラリー併設:BOOKMARCの地下スペース